みなさん、こんにちは・こんばんはポチです。
今でこそ僕は冷静にいろんなものを食べるようになってきましたが、元々はすごく感動的なタイプで自分自身の感情にものすごく振り回されて生きてきたんです。
ちょっと嫌なことがあると仕事をする上でも「あの取引先の人に会いたくないなぁ」とか「ほめられたし、よっしゃやるぞ」とかその時の気分やテンションで自分の行動にかなり影響を与えていたんです。
やっぱりそれって根本の原因は自分の感情が関係しているんですよ。
どんなに頭でわかっていたとしてもなかなかしコントロールすることって難しいんですよね 。
なんかうまくいかなかったことがあったりすると、「絶対にそんなことがない」とか「ありえない」とか「今日はこんなもんでいいかな」と。
自分を正当化してしまったりしていたんですよ。
いい方向に正当化するんだったらいいんですけど、これって自分を悪い方向に向かわせるように正当化すると危ないんですよ。だから、しっかりと自分自身の感情というのを手なづける必要性があるんです。
だからしっかりと感情のコントロールができるようになるための方法を伝えていこうと思います。
どれだけ自分が感情に振り回されていたのか
ちょっと僕の話をすると、僕はもともとが超感情的な人間で、もう本能のままに動いてた。欲に忠実だったといえば聞こえがいいかもしれないけど。
簡単に自分の感情で日々の生活も影響をされていて、天気がいいと気分が良くなって仕事がはかどるとか雨の日だとテンションが下がって仕事がやる気になくなるとか。
しかもそれが顔に出やすかったりたいだってやすかったりするから周りからもめちゃくちゃ指摘されてきましたしね。
とにかく合理的にものごとを考えることなんてでできなかった。
だから何をやってもうまくいくときとうまくいかないときの差がめちゃくちゃ激しかったしね。
でもなんで人は感情的になってしまうのか
僕自身のことを考えてみると、どうしても自分に余裕がない時に感情的になることが多かったなって思うんです。
寝不足で情緒不安定になっていたりとか、あまりにも仕事の量が多くて自分が思うように進まなかったりとか、よくわからないけど不安に襲われてたりとか。
あとは論理的に物事を考えるのがすごく苦手だったなっていうのが挙げられるかな。
人それぞれ色々な理由があるとは思うんだけどね。
大事なのは「どうして感情的になってしまうのか」って考えて、次からそうならないようにする再発防止策を採ればいいんです。
感情をコントロールするって、そもそもどういうこと?
とはいえ、なかなか簡単に再発防止策なんて出来ない。
そもそも感情をコントロールするって聞くと、だいたいの人は自分の感情を押し殺して表に出さないって思ってると思うんです。
でも、感情のコントロールっていうのはそういうことではなくて、自分が出したいと思った時に出せたりとかじゃなくてもいい時には出さなくてもいいという選択ができることを感情のコントロールをするっていうことなんです。
例えば 自分の部下や後輩、僕の場合であればコンサルをしていた教え子に対して、あえてここは感情的に伝えておいた方がいいかなと思って時にはしっかりと感情乗せてしゃべってましたし、ここは感情を出さずに淡々と伝えた方がいいなと思った時には感情を出さない。
こうやって自分の感情を子犬を手なづけるかのようにすることが感情をコントロールしているということなんです。
だから何でもかんでも自分の気持ちを抑えれば良いって問題じゃないんですよ。感情のコントロールができてないって言うのはつまり物事を冷静に判断できてなくて理性で感情を抑えられずに自分の行動とか思考が感情によって左右されてるということになるんです。
感情のをコントロールができるようになるための3ステップ
じゃあどうやったら感情のコントロールができるようになれたっていうことを伝えていこうかなと。
「あ!感情的になってる」と気づくことから
まず自分自身の感情をコントロールしようと思うのであれば、自分自身がどんな感情になっているか気づくことから始まります。
自分自身が感情的になっているかどうか気づいていないとコントロールができないんですよ。例えば、信号が赤って気づけなければ車は止まれないし、「あの人、私のことすきなのかも!?」って相手の気持ちに気づかないと交際が始まらない。
それと一緒ですね。
だから最初のステップとしては自分が今感情的になってるんだって気づけるようになることですね。
どうやって気づくかって言ったらすごく簡単で、「感情的になってることに気づこう」と意識することなんですよ。
「感情的になってるなって気づくぞ!」って意識して生活するだけでも今までと全然変わりますよ。
感情と事象を切り分ける
「あ!私いま感情的になってる!」と気づくことができたら、「何に対して感情的になっているか」を考えることです。これは例えていうと、「あ!あの人のこと好きかも!」って思ったら「あの人の何が好きなんだろう?」と考えることと一緒です。
つまり自分が感情的になっている対象と、その対象に対してどんな感情になっているのかを客観的に見れるようになろうということです。
上の絵のように、感情と事象を切り分けるんです。
ここではイライラって書きましたけどね、他にも人それぞれいろんな感情の場合がありますよね。
切り分けた事象を冷静に見つめる
感情と事象を切り分けたあとにやることは、事象のほうと冷静に向き合うことです。
感情っていう殻に包まれてて、ずっと「出して!出して!こっちを見てよー!」と叫んでいた事象がようやく顔を出してくれたわけなんです。この状態になって初めて、その物事に冷静に決断を下せるようになるんです。
もしここで「あれ?俺ってこんなことにイライラしてたの?」となるかもしれないし、もしかしたら「私って自分じゃどうにもできない天気のことでこんなに感情的になってたの!?」って気づくかもしれない。
僕自身もこれをやってきて感じたのは、自分じゃどうすることも出来ないことに対して一喜一憂することがめちゃくちゃ多かったんですよ。それこそ天気とか、欲しいものが売り切れだったとか。もうね、感情的になるのがバカらしくなりましたね。
こうやって気づくことができるようになったから、今では感情に振り回されることって本当に少なくなりました。もちろん人間なんで100%出来るようになってるかって言ったら、そうじゃないときもあります。
でも感情的になって冷静さを失うことは限りなく0に近くなりました。
もう1人の自分がいる感じになる
ここまでしっかりと感情のコントロールができるようになると、頭の上とか空から自分を見てるもう一人の自分がいるような感覚になってくるんです。
「あー、あいつと話してるときってこんな表情してるんだなぁ」とか「あ、今悲しくなったのはこういうことを言われてここを否定されたって感じたからなんだろうな」とか、こういう風に自分で自分を観察してるような感覚になってくるんです。
不思議ですよね、ぼくも出来たなって思ったときは「あっ!」って感覚になりましたからね。
常に自分で自分のことを冷静に見つめられるようになるから、あとは語彙力だったり言葉のボキャブラリーがついてくれば対面でのコミュニケーションは今よりももっともっと上手くなっていきますよ。
オススメ本
僕が感情のコントロールができるようになったのは、アンガーマネジメントという方法を知ったのがきっかけでした。
いろんな本を読んだのですが、いいなとおもった本をのせておきます。
▼嫌われる勇気:最強のバイブルですね。
▼アンガーマネジメント入門
まとめ
感情のコントロールができるようになるためのステップは、この3ステップです。
1、感情的になってることに気づくこと
2、感情と事象を分けること
3、切り分けた事象に冷静にむきあうこと
これが無意識で出来るようになるだけでも、かなり生きていくのが楽になっていきます。
ケンカも少なくなるだろうし、話してる相手のことにしっかりと意識を傾けてあげることも出来るし、仕事もスムーズに出来るようになります。
そうすると、「あいつ、なんか変わったな」「最近の○○さんって、すごく落ち着いてて素敵」と周りからの評価も一気に変わります。
結構感情に振り回されちゃうなって人、いきなり全部出来るようになろういと思わずに「今月は1ができるようになろう」「今週は2ができるようになろう」とかステップバイステップでやってみるといいですよ。
焦らず焦らず、何事もコツコツ出来るようになっていきましょう。
くれぐれもこの3ステップが「出来ない!もう嫌だ!」って感情的にならないようにして下さいね笑