こんにちは、しばさんです。
以前「人に頼れない」という悩みを持っている人は、ちょっとだけ意識を変えることで自分でも驚くくらい人に頼ることができるようになる、という記事を書かせていただきました。
新しいことや苦手なことが出来るようになるには、考え方と実際の行動がセットであることがとても大切です。
今回は人に頼ることが楽になる「3つの行動」をお伝えしていきます。
こんなあなたにおすすめ
・具体的に何からしたらいいかわからない
・頼り方がわからない
・すぐにでも頼れるようになりたい
「ちょっとずつ」という魔法の言葉
「新しいことを始める」「自分が苦手だったことをする」という時は、いきなり大きなことから始めるよりも小さく始めることで長く続けることができるし習慣化しやすいのです。
ダイエットで例えると、1年後に体重−5kgにすると目標を立てたとします。その場合どんな行動をすればいいかというと、
・ジムに登録する
・1週間に1回ジムにいく(運動はしなくてもいい)
・1週間に1回ジムで運動する(何分でもいい)
・1週間に2回ジムで運動する(何分でもいい)
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これを1週間単位でも1ヶ月単位でもいいので継続してみることです。
こうやってちょっとずつスタートを切ることで長く継続することができますし、始めることへの気持ち的なハードルも下がりますよね。
僕の場合は「毎日1つメンターに相談をする」というところからスタートして、1ヶ月後には仕事からプライベートまで幅広く相談することができる関係性を築くことができました。
まずは「ちょっとずつ」という合言葉で動き出してみましょう
ちょっとずつ始められる3つの行動
小さくお願いをする
頼れない人は自分の中で「こんなことで頼ってはいけない」とか「これくらいは自分でなんとかすべきだ」と考えてる人が多いような気がします。
でも心の中では「これ聞きたいんだよなぁ」「ちょっと手伝って欲しいんだよな」って考えていたりもします。
そんな時の魔法の言葉が「ちょっと〇〇さんの力借りたいんですけど」です。
そんなことでいいの?でも、断られちゃったら・・って思った人もいるかもしれませんが、全然OKです。
なぜなら「力を借りたい」と伝えたことが「人を頼る」という行動になっているからです。
1対1で話せる環境をつくる
例えばLINEでやりとりをしたり2人でご飯を食べに行ったりするのもいいと思います。仕事中であれば会議室で話すとかもありです。
まずは自分自身が頼りやすい環境や状態をつくることです。
これは「心理的安全性」(1999年に組織行動学を研究するエイミー・エドモンド村教授が概念を提唱)ようは「自然体でいられる」「自分をさらけ出せる」状態を作ることで、頼ることへのハードルを下げることができます。
頼ることに慣れていないとどうしても緊張してしまって、伝えたいことが伝えられず、また頼ることが怖くなるというループにハマってしまう可能性があります。
正直それは辛いですよね?
なので、まずは身の回りの環境を整えるということをやってみてください。
頼りたいことを書き出す
紙に書いてもいいですし、パソコンでリストを作ってもいいですし、あなたのやりやすいやり方でいいと思います。
慣れないうちは「頼ること」に意識が向きすぎて「どんなことで頼りたかったんだっけ?」ってなりがちなので、頭の中を整理するという観点から書き出すということはすごくオススメです。
目に見える形にすることで「何に困っていて、自分が何を求めているのか」を客観的に知ることができます。
個人的には手書きの方が良いなと思います。
実際に両方試してみましたが、自分の手を動かした方が記憶にも残りやすいですし、脳の働きの観点からも手書きは良いとされています。
もし手書きが辛くなければ、是非手書きでやってみてください。
頼ることは素晴らしいこと
この前回と今回の記事を書くにあたって、僕自身の「どうして人に頼れなかったのか」という理由を書き出してみました。
・人に弱みを見せたくない
・かっこ悪い姿を見せたくない
・気づかないうちに一人で抱えこんでしまっている
・自分一人でやらなければいけないと思っていた
・自分ならできるというプライド
・人に頼らなくなっているから頼ることに腰が重くなってる
・否定されるのが怖い
いかがでしょうか?
改めてみてみると自分が傷つくのを怖がって守りに入っていたんだなということがわかり、それが原因でより自分を追い詰めてしまっていたんだなということを再認識することが出来ました。
僕は長男として育てられて、自分で自分に「お兄ちゃんだから」と自分に言い聞かせてました。お兄ちゃんだから出来ることは自分でなんでもやらなきゃいけないんだ、甘えちゃいけないんだという責任感が強すぎたのかもしれません。
また、人を頼ったとしても頼り方が不器用すぎて相手を怒らせてしまったりした経験もありますし、それで自分がイヤな思いをした経験もたくさんありました。
そういう積み重ねが「頼れない自分」を作りだしていたんだということを知ることができました。
だけどそれ以上に「もっと頼っていいんだ」ということにも気付きました。
僕が記事を書くのも「僕の経験や言葉で笑顔の人を増やしていきたい」と思っているからです。
そしてそのためにはもっともっといろんな人の力が必要で、頼っていく必要があるなと改めて感じたんです。
僕ももっともっといろんな人に頼って生きていきます。
もっと頼っていいんです。
もっともっともっと頼っていいんです。
頼れば助けてくれる人はたくさんいます。
まずは「ちょっとずつ」声をあげるところからスタートしてみてください。