元・適応障害が語る転職活動のコツとポイント


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こんにちは、1つの職場で働いた最長期間が1年半のしばさんです。

  

www.masa-pochi.com

 

今回は「元・適応障害が語る転職活動のコツとポイント」というテーマで書いていこうと思います。

 

「本当にここでずっと働いていくのかな?この職場で本当に良いのかな?」って考えたことありませんか?

 

僕は社会人生活3年間で4回転職をしていて、1つの職場でだいたい半年〜1年半くらいしか働いてないんです。最初に就職したテレビ局は第一希望で入ったんですけど、結果的に適応障害になって退職してしまいました。

 

・自分にあった仕事ができる場所を見つけたい

・長く働ける職場を見つけたい

・本当に今の職場で良いの?もっと自分にあった場所がある気がする

 

そう思っている人の助けになれば良いと思っているので、ぜひ読んで見て下さい。

 

 

第一希望に入れたのに・・

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初めての就職先は北海道のテレビ局でした。

 

幼いころからテレビが大好きでテレビっ子だったということもあり、絶対テレビ局で仕事をする!と言うのが1つの夢でした。

 

実は僕は大学3〜4年にかけてと、大学院1〜2年目にかけて2回就職活動をしたんです。しかも1回目はリーマンショック、2回目は東日本大震災と被り、「本当に就職できるの?」とか「就職しちゃいけないのか?」とすら考えたほどです。

 

だからこそ、自分が希望した業界に入れた時は人一倍嬉しかったんです。

 

思わずガッツポーズしましたからね。

 

そして入社して、すでに研修の段階から、ものすごく楽しくて、「早く配属が決まってバリバリ働きたい」とすら思っていました。研修期間は1ヶ月だったんですけど、あっという間だったなって今でも覚えてます。

 

晴れて配属も決まって、最初はとても楽しく仕事をしていました。

 

でも「先輩との関係性がうまく行かない」とか「みんな愚痴ばっかり」とかで気持ちがどんどん萎えてしまったんです。しかも感情的に怒る先輩もいて、辛かった。

 

結果的に第一希望の会社に入れたにもかかわらず1年3ヶ月で適応障害になり休職、1年半で退職することになりました。

 

理想の働き方や環境ではなかった

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今振り返ってみても、仕事内容はやりたいことだったんですけど、働き方や環境の観点から言うと自分の望んでいたものじゃなかったですし、自分にはあっていなかったなと思います。

 

なので、転職活動をする時にも何を優先するのか、どんなことを望んでいるのかをしっかりと持っていることが大切なんだなと気づきました。

 

転職したい!会社辞めたい!と思ったらやってほしいこと

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いろんな求人サイトを見てみる

まずはどんな求人が出ているのか、どんな仕事があるのかを知っておきましょう。

 

僕も取りあえずいろんなサイトを眺めてみて、「こんな仕事あるんだ」とか「え、なんかこれ面白そう」という仕事って結構あるんだなって気づいたんです。

 

初めて転職活動する人も、何回か転職活動している人も、意外と自分の知らない世界があるんだなって知ることが出来るので、いろんな求人サイトを眺めてみましょう。

 

自分の興味ある分野を洗い出す

僕は映像の制作とか、文章を書いたり、自分を表現するような活動だったりモノ作りをするのが凄く好きなんです。営業職ばっかりやってきたけど。

 

出来る出来ない、やったことある無いは気にせずに書き出してみましょう。

 

ポイントは「出来る出来ない」「やったことあるなし」は関係なく、心のそこから興味があることにフォーカスすること。

 

ちなみに、僕は「作家」とか「アーティスト」なんてものもありました。

 

まずは全く制限をかけず、子供に返ったつもりで可能な限り書き出してみましょう。

 

自分の強み、弱み、好き、嫌いを洗い出す

これは強みなんじゃないか、弱みなんじゃないかということもそうですし、自分の周りの人に聞いてみて客観的な意見をもらうのも良いですね。

 

1点気をつけた方が良いのは「強み」と「好き」、「弱み」と「嫌い」を混ぜないようにすることです。「強み」と「弱み」は感情抜きに書き出してみるのがポイントです。

 

とはいえ、僕も気づいたら混ざってしまっていることもあったので、書き出したあとに分けてみるのも良いと思います。

 

あとはMIIDAS(ミイダス) というサービスをやってみるのもオススメです。自分の市場価値や特性が見えるのでとても参考になりますよ。

 

今の仕事内容や環境の好き嫌いを洗い出す

今度は自分じゃなくて、仕事の内容や環境、人間関係の部分で好きなところ嫌いなところを洗いざらい出してみましょう。

 

「この仕事は好きだけど、出勤時間が早いのが嫌だ」

「人間関係もオフィスの環境も最高」

「めちゃくちゃ電話がなるのがストレス。でも職場の人みんな好き」

 

などなど。

 

ちょっと愚痴っぽくなってしまってもいいんです。

誰に見せる訳でもないので、周りの人に言えないことでも自分の中にあるものは言葉や文章として出してあげることで、新しい発見があるかもしれないですからね。

 

お金?働き方?それとも・・

転職する上でやはり重要なのが「お金」「環境」「働き方」「仕事内容」の4つかなと思います。

 

ここでいう環境というのはオフィスの場所や雰囲気のことを指しています。

 

個人的に「人間関係」という項目は外しました。人間関係は複雑な部分もあるし、求人情報からはなかなか見えづらい部分でもありますからね。

 

僕の優先順位は

1、働き方

2、環境

3、仕事内容

4、お金

 

僕の場合はこの順番になりました。8時間ずっと同じ場所で仕事をする、昼休みの時間が決まっている、というのが合わなかったので、フレックスやリモートワークできる会社を探しました。

 

ここの優先順位を間違えると、合わない仕事についてしまったり、ストレスが溜まりやすい職場に決まってしまったりする可能性が高くなります。

 

「ここだけは譲れない」と思うポイントを抑えるためにも、何を優先して転職活動を進めるのかはしっかりと考えてみましょう。

 

協力を求める

転職活動はなかなか自分一人で進めるのって難しいものです。それに、どうしても苦しい時って冷静に自分のことを見れなくなっている時の方が多いですし。

 

そう言う時は転職エージェントはもちろん、自分の友人に力を借りるのが良いと思います。

 

強み弱みだけじゃなく、気兼ねなく相談できる人が1人でもいると心強いですよ。

 

無理に続けることは無い

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適応障害になって何度も転職を重ねたからこそ言えるのは「無理に今の仕事を続けることは無い」ということです。

 

今の日本はとても恵まれていて、アルバイト、非正規雇用正規雇用と選ばなければ仕事はたくさんあります。本当に今の仕事が辛いなら、アルバイトで当面の生活費をもらいながら、腰を据えて転職活動をするのも1つの手だと思います。

 

僕みたいに、自分の気持ちに蓋をして、辛いけど無理して続けて体や心を壊す必要は無いんです。

 

何よりも大事なのは自分の人生であり、健康であり、気持ちなんです。

 

焦らなくて大丈夫

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いろんな世界を見れば必ず自分に合う環境は見つかります。

 

ただ、たまたま今の環境が合わなかっただけ。

 

もちろん自分のことを客観的に見ることや、強みを作ること、成長させることに関しては怠けちゃいけないですけどね。

  

転職活動のゴールは早く仕事を決めることじゃなく、長く働いていけるか、楽しく自分の人生を過ごしていけるかということです。

 

そのためにも出来るだけ長期の目線でみることが本当に大切です。

 

でも、あまりにも体や心に不調を感じたらすぐに休職したり退職することも決して無しでは無いです。自分自身が何よりも資本ですからね。

 

自分や自分の想いと向き合った先に必ず自分に合う環境は見つかります。

 

だから安心して下さい。

 

ぜひ、焦らずじっくりと「ここなら楽しく自分らしく働けそう」と思う環境を探していきましょう。